ルシフェラーゼレポーターアッセイ
レポーター遺伝子アッセイはそのシンプルさと汎用性から,シグナル伝達経路の研究において重要なツールとなっています。しかし,標準的なレポーター遺伝子アッセイでは,クローニングしたプロモーターのバックグラウンド活性により,ルシフェラーゼタンパク質やそのmRNAが蓄積してしまうため,正確性に欠けるという問題があります。蓄積したレポーター分子のクリアランス速度が遅いため,刺激または抑制に対する応答の測定に遅れが生じ,その強度も大きく低下します。その結果,標準的なレポーター遺伝子アッセイでは一過性または微小な変化は埋もれてしまい,カイネティックアッセイは不正確なものとなります。
RapidReporter®*では,ルシフェラーゼタンパク質とそのmRNAの両方を不安定化させる領域を組み込んだベクターを使用することで,この問題を解決しました。これにより細胞がルシフェラーゼタンパク質とそのmRNAの両方を迅速に分解し,バックグラウンドが低下するとともに刺激または抑制に対する測定可能な応答強度が高まり,転写活性の変化を迅速に測定できます。またRapidReporter®では現在知られているルシフェラーゼの中でも最高の感度を持つGaussiaルシフェラーゼを使用しています。RapidReporter®では最適化されたGaussiaルシフェラーゼの発現とタンパク質およびmRNAの安定性を低下させる特性を組み合わせることにより,従来法では不可能だった微小な活性変化の検出が可能となりました。詳しくは右の製品名をクリックして下さい。


